メジャーアイドル楽曲部門
1位 愛你 / JamsCollection
個人的にはアイドルソングを聴くようになった全ての始まりが坂東遥→JamsCollectionなので一位に推さずに誰が推す!という選曲。当初ジャムズの楽曲でハマったのが『New Era Punch!!』とこの『愛你』。めちゃ上がるし、ライブでの盛り上がりかたは異常!彼女たちの決意、メジャーにの仕上がるという決意、かっこよさ、全てが詰まった代表曲のひとつ。
2位 マッシュ・ド・アート / わーすた
わーすたは当初、猫耳をつけた単なるコンセプトアイドルかと思っていたのだが、ちゃんと聴いてみるとビジュアル良し、ダンスよし、そして楽曲よしと、さすがメジャーアイドルのクオリティ。このアルバム『我々はネコである。』はどれも素晴らしいが、特に耳に残ったのが1曲目のこの曲。MVも素晴らしい。
3位 ニューフィクション / ukka
今年2022年ついにメジャーに躍り出たukka。桜エビ~ず時代から考えると苦節7年でメジャーデビューと意外とキャリアが長いが、着実に実績を積み上げていったことを何よりも評価したい。近年の作品はどれも素晴らしいが、今作はEDM的構成で、ドロップ(サビがインストというEDM手法)気味なところも野心的かつ戦略的な感がある。
4位 Cupid in Love / 超ときめき♡宣伝部
『好きっ!』でバズったとき♡宣。アイドルの楽曲のクオリティがどんどん高まる中、次のバズりを生み出すのは非常に難しく、とき♡宣もその壁を越えることに苦戦していると感じるが、この曲は切なさあり、盛り上がりありと『好きっ!』の勢いで押し切った曲とはまた別の魅力を感じさせる。
5位 ウォータープルーフ・ナイト / フィロソフィーのダンス
まさに現代の『渋谷系』をアイドルがやるとはこんな曲になる、といったところだろうか。人気も実力も得て、また現メンの卒業and新メンの加入により、新たな進化を遂げるフィノロス、オリジナルメンバー最後の成熟した楽曲。909サウンドを取り入れたところもまさに今の音を取り入れていて90年代and都会的サウンドでさすが。
時点
『時間がない』SKE48(Produced by Night Tempo)
『STRANGER』MondoGrosso Vocal:齋藤飛鳥(乃木坂46)
インディーズ/地方アイドル楽曲部門
1位 熱波 / fishbowl
個人的にはヤマモトショウの楽曲が全てツボで、アイドルソングを聴き始めてこれもいいあれもいい、地下アイドルの楽曲のクオリティがめちゃ高いなと感じさせてくれた楽曲が全てヤマモトショウだったという衝撃。(フィのロス、ババババンビ、リルネード、ukka、そして後述するふるっぱー!などなど)「ね?」から始まるキャッチーなイントロと、Aメロのラップ、ライブでは四つ打ちのリズムが身体を動かさずにはいられない。fishbowlは可愛さとかっこよさが両立していて、気がついたら口ずさんでいるナチュラルドラッグ的な楽曲。
今年は猛暑だったということもあり、天気予報やニュースで「熱波」という単語をよく聞いたが、そのたびに「ね?」と口ずさんで始まってしまう。
2位 わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER
TikTokで2億回再生を突破したという。アイドルソングにとどまらず、今年日本で最もバズった楽曲と言っても過言ではない。さらにこの曲もヤマモトショウかよ!という衝撃。イントロからサビから全てが完璧。歌詞がちょっとメンヘラっぽい感じもするが。。この曲がおそらく楽曲大賞を獲得するだろうが、個人的な思い入れとしては(これもヤマモトショウだが)fishbowl の方が一枚上手だった。
3位 OiSa -2021 ver.- / ばってん少女隊
先日リリースされたアルバム『九祭』のクオリティが高すぎて、これがインディーズの括りでいいのか?とは思うが、この『OiSa』以降、ばっしょーの方向性が完全に定まったという気がしている。
今や押しも押されぬプロデューサー、ケンモチヒデフミ(水カン)の『YOIMIYA』もとんでもない爆弾だが、ばっしょーの今後の方向性を位置付けたという今ではやはり『OiSa』に軍配が上がるのでは。
誤解を覚悟で言うが、ばっしょーはPerfume、水カンと並んで人気が出てもいいはずだし、このばっしょーを世間が見逃すのならば、メジャーの感覚はどうかしている。
4位 ミライサーカス / NUANCE
オリジナルは5年前の楽曲だが、5人体制になって再録したのが『ミライサーカス2022』。プロデューサー佐藤嘉風の楽曲もすべてツボなのだが、なかでもこの『ミライサーカス』は独特の世界観があって大好き。
自分がミライサーカスだとパンダなのか、クマなのか…。このミライサーカスの一員だとするならば、どんな動物をあてがわれるだろうと考えるとなかなか眠れなくなってしまう。NUANCEは先日ようやくライブが見れたが、この『ミライサーカス』は聴けなかったので、次の機会に必ず。
5位 Lightsurfer / SANDAL TELEPHONE
アイドルソングをガッツリ聴き始めた今年の2月、最初に衝撃を受けたのがこの曲。完全にEDMの手法を取り入れていて、それまでもいくつかドロップの楽曲はあったものの、ここまでアイドルソングとEDMのドロップを綺麗に融合させた楽曲はないと思っている。
ダルフォンのフューチャーなイメージとも合致しているし、彼女たちの代表曲と言っても過言ではないと思う。
残念ながらまだライブでこの曲を体験していないのだが、アイドル界隈でこの曲のサビ(EDMなのでインスト)でフロアがどんな反応をするのかぜひ体験してみたい。
ぜったいカッコいい。
時点
『バッドエンドのその先』美味しい曖昧
『Look at me』疾走クレヨン
『だれかに会えるなら』開歌
アルバム部門
1位 『JamMode』 / JamsCollection
アイドルソングを本格的に聴き始めたのがこのジャムズの記念すべきメジャーアルバム。
第一印象は『アイドルソングって全体的にBPMが早いんだな」ぐらいだったが、聴いているうちに不思議と引き込まれ、そしてライブが見に行きたいと思い、そしてリリイベを見に行き、まんまとアイドルにハマってしまった。
このアルバムのすごいところは、メジャーアイドル楽曲部門で1位にも推した『愛你』、そしてジャムズのアンセムソング『New Era Punch!!』のようなパワーでゴリゴリで押し通す楽曲もあれば『サマーポップ』や『ShootingStar』のようにしっとりと聴かせる楽曲もあり、また『スニーカーヒーロー』のように青春ど真ん中のような甘酸っぱい楽曲もある。
ある意味なんでもありではあるのが、それがジャムズというグループを体現していて、このアルバム一枚にジャムズの全てが詰まっていると言っても過言ではない。
そんな幕の内弁当のような、正月の福袋のような、クリスマスのチョコレート・アソートのようなアルバムである。
2位 『Rirune!Rirune!Rirune!』 / リルネード
今年の3月にリルネードの存在を知り、このアルバムを聞いたときはあまりにもすべての楽曲が良すぎ&好きすぎて驚いた記憶がある。
アイドルソングを聴き始める前まではアイドルソングというものはやっぱりちょっとダサい、という勝手なイメージがあったのだが『ふたりのサマーデイズ』や『東京プリンセス』のようなシティポップ感のある楽曲から『恋愛ちゅー』のようなアバンギャルドな歌をしっかりと歌い上げるリルネードに驚愕し、地下アイドルのイメージが完全に覆された。
ジャムズの次にまんまとハマったのがリルネードで、『サルネ!』のリリイベのタイミングでまゆちゃんこと栗原舞優ちゃんにハマったは今となってはいい思い出。
リルネードは残念ながら今年解散となってしまったが、このアルバムはリルネードが解散してもずっと輝きを放ち続けるだろう珠玉の一枚。
3位 『主演』 / fishbowl
ヤマモトショウプロデュースのアイドルというだけで絶対好きだろって思って聴いてみたら、案の定大好きだった。1曲目の『深海』の出だしでfishbowlの世界観に引き込まれ、そこから一気に最後まで聞き入ってしまう。
楽曲のタイトルがすべて漢字2文字、そして同じ楽曲、構成で別のアイドル&女性アーティストに歌わせた『客演』というアルバムもリリースするなど、コンセプチュアルなところも面白い。個人的には『深海』『朱夏』が好き。
すでに人気が全国区になっているのでもはやご当地アイドルの枠を越えて人気なのは楽曲のパワーと彼女たちののびしろか。
個人的に静岡にゆかりがあるので、そこも応援したくなる要因の一つ。
時点
『NUSEUM』NUANCE
『九祭』ばってん少女隊
『Sweet and Pop 1』かすみ草とステラ
『折々』開歌
□推し箱部門
JamsCollection
アイドルソングにここまでハマってしまったのは、すべてジャムズのおかげです。
ジャムズをきっかけにいろんなアイドルが好きになれたし、逆にジャムズがいなければ、こんなに楽しいアイドルの世界を知ることはなかったと思います。
僕の推し、坂東遥は来年3月にアイドルを卒業してしまいますが、それまで全力で応援していきたいと思います。